「DS文学全集」買った!

でもあんまり読んでない!(やっぱりか……!)

最近、時間の余裕がない。それ以上にもっとまずいのは、読書をしてもなんだか以前よりぐっとこないこと。
感性が退化してるのかなー。やばいわ。


wi-fiで新しく、北村薫の「縁側」という小説が配信されている。
収録作品リストに入っている、夏目漱石の「門」をモチーフにした掌編。(商品的に)うまいのは、わざとじゃないんだろうが、扱われているところが「門」の“冒頭部”だっていうところ。「縁側」を読了したあと、「ちょっと『門』読んでみようか」って気にさせるじゃないか。


ごくごく短い話だけど、「文学の匂い」と「日常の小さなつっかかり」が共存しているところが、<円紫さんシリーズ>の空気に通じていた。*1


そう、<円紫さんシリーズ>を読んだのだけど感想をまだアップできず。
たいしたことは書けなそうだけど、またそのうちに必ず。
北村薫、好きになりました。

*1:さらに「こんな夢を見た」ってさりげなく夢十夜ネタも仕込んでるんだよね