志村貴子「ルート225」
- 作者: 志村貴子,藤野千夜
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/04/23
- メディア: コミック
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ネタバレしてます。
このラストはありだなあと思った。
漫画版は「パパとママがいなくなった」ことがストーリーの核になってるようで
悲しさが際立っていて、自分小説版ちゃんと読んだのか?という気になった。
小説はもう少し不思議感とユーモアのあった印象。
漫画のほうが主人公きょうだいが子どもに見えた。
……なので、あの終わりかたの心づかいにはほっとした。
この物語にはもしかして、どんな世界でも、変化を受け入れようっていうメッセージがあったのかもしれない。
しかしそれよりも今主張したいのは、「少年と少女のポルカ」を志村先生の漫画で見たい!
絶対に志村ワールドだと思うんだけどなァ。
ジェンダーの問題とか、電車に乗れない女の子とか、自転車のシーンとかさあ!
ルート225よりこっちですよ!