小室淑恵「結果を出して定時に帰る時間術」

結果を出して定時に帰る時間術 (sasaeru文庫 こ 2-1)

結果を出して定時に帰る時間術 (sasaeru文庫 こ 2-1)

4月は残業をしすぎて嫌気がさしていたので。


「結果を出して定時に帰る」というよりは、「定時に帰れば結果が出せる」というような内容だった。


1分でも早く会社の外へ出て仕事外の人脈をもつことで、かえって仕事のアイディアがわき、仕事の能率がアップする(“「ワークライフバランス」というより「ワークライフハーモニー(調和)」”)という考えがこの本の根幹になっている。
そこから、時間が決められていれば、約束があれば人間ぎりぎり終わらせられるものだから、とにかく約束をしてしまおう!(意訳)などといった様々な提案が著者の経験をもとに書いてある。
「アイディア」というような言葉が何度も出てくるものの、ひたすら注文処理の事務仕事をしている私にアイディアが求められるような場面は皆無なので何か虚しかったが、仕事の「外」をもつことで逆に仕事の意欲が上がるという考えには納得。
ブログのネタを探してネットばかりやっててもいいネタは出てこないみたいなものですね。


仕事以外の活動も、無理してセミナーなどに行くより、自分が貢献できる場所に行くのがよいというのもすばらしいヒントだと思った。
どこかあるかな、そんな場所。私も会社以外の居場所をつくりたい。


とりあえず今日は早く帰った。帰りの電車で、何をしようかと考えるだけでも楽しかった。